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【レポート】かわまちオープンパークプロジェクト 『星空天体観測会』(動画あり)

北上川の河口部。いしのまき元気いちばの裏に出来た堤防一体空間。
「かわまちオープンパーク」とも呼ばれるこの場所で今年、石巻の川辺を市民が集い楽しむ広場のようにしていこうという試み「かわまちオープンパーク」プロジェクトが始動。街づくりまんぼうが中心となり、ISHINOMAKI2.0も協働する形で、川辺ならではの多種多様な内容のイベントです。


2020年8月22日には、セクションと呼ばれるスケートボード用の障害物を設置、当日限定のスケートボードパークが誕生しました。
<紹介記事>
https://note.com/kawamachi/n/n1f7393a743b8
<紹介動画>



また2020年8月29日、9月19日、10月11日には、川べりから向かい側の石ノ森萬画館に映画を投影する「かわべでシアター」を開催。
<紹介記事>
https://note.com/kawamachi/n/n265c4e4a0b39

そして今回2020年10月25日。
「秋の夜長の澄んだ空気のなか星空を見上げる企画なんてどうだろうか」。
……そんな好奇心が赴くままの思い付きから始まり、話はとんとん拍子に展開。
「星空天体観測会inかわまちオープンパーク」として実施されました。

▼まずは映像をご覧ください

今回は星空天体観測と食事と音楽を組み合わせて、川辺で過ごす豊かな時間を企画しました。



第1部では堤防一体空間に望遠鏡をずらりと並べ、仙台天文同好会さんによる解説つきの天体観測をおこないました。曇り空の当日でしたが、時折雲間から顔をのぞく土星や火星などの惑星、そして半月に近い月など、天体望遠鏡のレンズ越しにみる惑星の表情に子どもから大人たちまで歓声をあげていました。

第2部は、大きなテーブルで星空にちなんだお弁当を楽しみながら、地元出身のアーティスト齋藤寛子さんの弾き語り演奏を楽しみました。カフェ蓮さんの今夜特製のお弁当には、星をかたどったおにぎりなどがいろどり豊かに並び参加者たちは目を輝かせていました。



石巻の川辺の堤防空間で、大きなテーブルを広げながら食事を楽しむ、音楽を楽しむ、そして時折星空を見上げてみる。星空を見上げるなんてことは、何も特別な用意がなくてもできてしまいます。堤防にふらっときてみて、近所の商店街で買ったお弁当を広げて、ベンチに腰掛けて食べてみる。そして近くに楽器をもって弾き語りの練習なんてしている人がいれば、この景色が再現できてしまいます。どんな景色をつくっていくかは、そこに集まる人たちがカタチづくっていくものなのかも知れません。

かわまちオープンパークはまだ始まったばかりですが、そうした川辺に集まる一人一人の思いを積み上げられるかどうかが、カギとなっていきます。かわまちオープンパークではあなたのやってみたいことを引き続き募集しています。石巻のかわべでしてみたいことがあれば、お気軽にご相談ください。

【星空天体観測会 in かわまちオープンパーク】
2020年10月25日(日)開催
主催:街づくりまんぼう
天体観測 解説: 仙台天文同好会
お弁当:カフェ蓮
音楽:齋藤寛子
映像:鹿野颯斗
制作:ISHINOMAKI2.0

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