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あたらしい石巻を「つくる」ための学びの場、それが「いしのまき学校」です。

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【2015/02/14】

いしのまき学校第6回レポート

いしのまき学校第6回レポートです。 いしのまき学校12月はゲストに日和キッチンのオーナーであり建築家である天野美紀さんをむかえ、「石巻で仕事をする」をテーマに進めました。

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 今回のゲスト日和キッチンのオーナーであり建築家でもある天野美紀さん

 

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 まずは自己紹介からスタート。将来の夢を交えながら皆で楽しく話しました。

 

埼玉県で生れ育った天野さん。大学進学も考えたものの、「早く社会人になって実地の経験を積みたい」という思いで高校卒業後、専門学校に。“美術が好き、モノづくりがすき、理系の科目が好き…”ということを踏まえた結果、建築の道に進むことを決めたそうです。

そして社会人になり設計事務所で働く中で、「建てたら終わり」となるその時の設計の仕事に疑問をもち、次第に「どんな人が住むのか。実際の住み心地はどうなのか。建てた後にも色々な方法でもっといい場所にできるのではないだろか」といった部分に興味を持つようになったそうです。

皆で話す_R

 天野さんのちょっと変わった、面白い職歴と、設計としての仕事観を聞き入る高校生メンバー

 

その後転職した古い建物をリノベーションして活用する設計会社では、古い物件にストーリーをつけて「住む人が愛着をもてるような要素を入れた物件を設計し、更に「入居者さんと関わりたい!」という想いから住民同士をつなぐイベントを実施。建てるだけに終わらない場づくりをはじめます。ちなみにその建物では、そのイベントをきっかけに現在も入居者同士の交流は継続されているそうです。

その後にも天野さんが設計に携わった物件の一つ、大森ロッヂでは、天野さんはリノベーションの設計後にそこに管理人として住み、その物件に関わり続けました。

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全8棟の木造住宅をリノベーションして作られた大森ロッヂ。

人と関わり合いながら生活できることが魅力の住宅(URL:http://www.omori-lodge.net/)

 

そういった「設計士+α」仕事を通して、「入居後の住み心地や人の出逢いに関わることができることを実感できた」と言います。「設計士」から「+α」の部分として「+不動産」「+管理人」と、建物やそこに住む人たちとの関わり方を深めていった天野さん。

天野さんが初めて石巻にきたのは、東日本大震災から数か月後のこと。その後もボランティアとして、設計士として、何度も石巻に通い少しずつ石巻のことや人を知っていた天野さんですが、東京から石巻へ通っているうちに、いくつかのモヤモヤ(思い)が浮かんできたそうです。

モヤモヤ_R

<浮かんできたモヤモヤ>
1、夜行バスを降りて、どこにも行くところがない
2、地元お母さんの手料理の温かさ、おいしさに衝撃を受けたけど、外からくる人達はその良さを知らない
3、牡鹿半島の鹿肉などのジビエは、美味しいのに食材としての認知度が低い

そして、次第にそのモヤモヤに対する自分なりの回答「あったらいいな」「こうだったらいいのに」が浮かんできたと言います。

<モヤモヤに対する「あったらいいな」>
1、→駅前に朝から営業してるご飯屋さんがあったらいいのに
2、→やさしい、美味しいおウチごはんをもっとたくさんの人が味わえたらいいのに
3、→ポテンシャルを秘めた知られていない食材やレシピをもっと発掘して、街の魅力として発信したい!

 

そして、「よそ者だからこそ気が付くこと、伝えられること 石巻の魅力をもっと引き出せるのではないか?」との思いで、それらの「あったらいいな」をすべて自分でやってしまうことを決意し、日和キッチンの構想ができました。

構想

 今までの仕事での経験や、石巻での活動の経験をかけあわされ、「日和キッチン」の構想ができました。

 

そんな思いで始まった魅力的な「日和キッチン」ですが、場所を探し始めた時に、石巻には所々に魅力的な細工が施された建物がたくさんあることに気が付いたそうです。

1外観_R  お店の場所を探し、街中に16年も前から空き家になっていた築100年の物件を発見。

 そこをDIYでリノベーションして2013年4月に「おウチご飯とジビエ料理」日和キッチンがオープン

 

「マイナス要素も捉え方を変えることで、面白いデザインになるのがリノベーションの面白さ」と天野さん。

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 斜めに割れて半分しかなかった窓ガラスをうまく活かした日和キッチンのデザイン

 

“建築”や“会社”についても既存の考え方に捉われず、「あったら良いな」をやっていった結果、自分の仕事にしてきた天野さん。

そんなお話を踏まえ、高校生メンバーも「あったらいいな!」を石巻で仕事にできるよう今回の最後に「石巻の強み・弱み」を考えてみました。(気仙沼から来ているメンバーは、自分の地元気仙沼について考えました。)

強みと弱み考える_R

  

強み弱み

 考えた「石巻の強み・弱み」を皆でその場でシェア。

 大人メンバーにも共通するものや、高校生ならではの発想などいろいろな意見が並びました。

 

次回は、石巻の強み・弱みに加え自分自身の強み・弱みも整理し、

「あったらいいな」をどうしたら形にできるかを考えます。

 

 

【2015/01/15】

いしのまき学校 第5回レポート

いしのまき学校第5回レポートです。
 ※実施日時:2014年11月28日(金)18:00~20:00

前回、前々回と蛤浜の亀山さんに話を伺い、複数の浜を実際に巡って
気づいたこと・思いついたことをまとめたシートを元に、浜で生活を営む亀山さんと阿部さん、
それに浜巡りに参加できなかった高校生メンバーにプレゼンテーションをする内容を
みんなでまとめました。

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石巻の街なかに住む高校生にとって、今まで、“浜”は知っていても、
浜ごとに違いがあるかなんて考えたことがなかったり、精々数度観光にいったことがあるくらい。
自身の日常からは切り離された存在であった中で、
3つの浜を比べながら1日で回るという経験はいろいろと感じることがあったようです。

浜ごとに感じたこと、これからやってみたいことなどを発表することになりました。
まずは、漁師の阿部さんに案内していただいた“狐崎浜”についてです。

 

高校生メンバーからは
「“一次産業にかかわる”ということはすごく大事なことで、おもしろいなと思った」
「漁師さんの“職人芸(牡蠣剥き)”に見惚れ、ものすごく感動した」
「生ガキを口に入れた瞬間に海水のしょっぱさを感じたが、
その後に濃厚な…表現できないくらい美味しかった!」
といった声があがりました。

そして、狐崎浜と今後どう関われるか?については…
「他の種類の牡蠣や、浜ごとの“利き牡蠣大会”のようなイベントを行い各浜の特徴なども
体験できたり、早剥き競争などもおもしろいのではないかと思った」という
イベントの構想も飛び出しました。

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続いては、復興応援隊の関原さんに案内をしていただいた“鮎川浜”について。
「鯨の魅力もより伝わる方法が模索できるのではないか」
「チェーンソーアートの体験もやってみたい」
「案内してくれた関原さんはネガティブなことも言っていたが、それだけ地域の事をしっていて、
これからどうにかしたい!という意思をすごく感じた」
といった意見が出ました。

祖父母の家が鮎川にある、今回初参加のメンバーからは、
「人との距離が都会とかと違って近いといった良さを出せたら良いのではないか」とも。3_R

 

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そして、最後に亀山さんにお話を伺った“蛤浜”。
「都会っぽいおしゃれとはまた違うおしゃれさをもっと誰かに伝えたいと思った」
「羊が可愛かった。餌やり体験等もっと触れあえる機会があればいいなと思う」
「浜=漁師というイメージがすごく強かったが、それだけじゃないと感じた」
「初めて野生の鹿を見たことも衝撃だった」
「浜を直に体験できる場が欲しい」
「言われてものすごく感動する民宿のこだわり(ガラスやスイッチなど)等、工夫がたくさんあった」
そして、3つの浜を巡って感じたことをまとめてみることに。

「自分たちが実際に行ったときに思ったのは、“学生ならでは”を考えられたのが良かった」
「私たちができることは限られているが、できることをしていきたい。」
そんな中で続々とやってみたいアイデアが…

・各浜からの「アイドル」
・「浜伝」(浜と浜をつなぐ駅伝)
・「トライアスロン」
・「遠泳」
・「ツールド牡鹿」
・「枝打ち体験」(きこり体験)
・浜ごとのHappy
・俳句浜ソン(浜ごとに感じたことを俳句にする)
・浜に大学を!

全体を通しては、各浜の違いを感じつつ、それぞれに魅力を見出し、
今後是非人に伝えていきたいという感想が多くでました。

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更に浜の魅力をPRする企画の提案は続き、
「浜同士でつながってやるという機会が実は少ないという話もあったが、
あえて浜ごとの特色を生かしたポスター、ムービーなどをつくってそれぞれの浜が
本気で浜の良さをPRする“浜1グランプリ”をすれば、それぞれの良さを発見しあえるような、
ちょっと仲良くなるようなきっかけにできないかなと思った」という意見も飛び出し、
限られた時間の中、浜に魅了されるきっかけを得たようです。

また、浜に縁のあるメンバーからは
「やっと浜のことを考えてくれる人に出逢えた。浜の復興といっても今までは
浜の中の人だけが考えていた感じだったので、広げていってくれる人が出てきて嬉しい」との声も。

校長でもあるISHNINOMAKI2.0代表の松村からは
「この街にそういう人がいることを、遠くまで行かなくても同じ立場で
この街でできるということを感じて欲しい」というコメントが。

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物事を形にしていく事は大変ですが、いろいろな人の協力を得ながら
「浜」に限らずいろいろと学び「やりたい」「形にしたい」という想いを、
メンバーには行動に移していってもらえるような場として
いしのまき学校を活用してもらいたいと思います。

最後には阿部さんのお土産の牡蠣をみんなで美味しくいただきました。
ごちそうさまでした!

 

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*「いしのまき学校高校生ゼミ」は石巻市内や近隣の高校生を対象にした教育プログラムです。

*現役高校生であれば原則参加自由ですが、参加希望者は下記まで連絡をお願いします。

(ISHINOMAKI2.0 TEL : 0225-25-4953   Mail:info@ishinomaki2.com 担当:斉藤)

 

【2015/01/10】

いしのまき学校 第4回レポート

いしのまき学校第5回レポートです。
  ※実施日:11月15日(土)9:00~14:00

前回の流れから、今回は「くらしをつなぐ」浜巡り編として、

前日14日に聴いた亀山さんのお話しを踏まえつつ、

牡鹿半島にある3つの特徴的な浜を巡りながらくらしを考えました。

 

朝、IRORIに集合し、車に乗り込んだメンバーは一路、最初の目的地「狐崎浜」へ。

牡鹿半島のほぼ西端にあるこの浜は同じ石巻市内でありながら、車で約1時間。

前日伺ったお話や、これまで浜に行った経験、想い出なんかを話しながら向かいました。

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 狐崎浜につくと、そこには絵に描いたような幻想的な景色が。

 

ここでお話を伺うのは牡蠣養殖業を営む漁師の阿部政志さん。

石巻の一大産業“漁業”の中でも、大きな割合を占める牡蠣養殖。

若いころはサラリーマンとして働き、浜を離れていた頃もあったそうですが、

家業であった養殖業を継ぐため浜に戻ってきたそうです。

 

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 狐崎の牡蠣漁師の阿部政志さん。

 

もちろん地元の銘品である牡蠣を食べたことはありますが、

実際に牡蠣剥きを見るのは初めてという高校生メンバーばかりで、

その場で淡々と滞ることなく牡蠣を剥いていく阿部さんと、阿部さんの奥さんの手元に

メンバーの目は釘付けとなりました。

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 次々と手際よく、牡蠣むきをしていく阿部さんの奥さん。

 

その後は、実際に自分たちで牡蠣を剥いてみることに。

いざ、やってみると先ほど見たようにスムーズにはいかず、手を怪我しないように、

身を傷つけないようにと少し腰を引き気味になりながらも、

ゆっくりではあるけど牡蠣を剥いていくメンバー。

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 人生で初めての牡蠣むきに挑戦

 

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 阿部さんも熱心に指導してくれました!

 

初めての体験に苦戦しつつも、自分たちの食べているものがどんな風にできているのか、

どんな想いをもって作られているのかを初めて知ることとなりました。

 

牡蠣剥きの後は浜をまわりながら、阿部さんから狐崎での生活、牡蠣漁師としての話を伺いました。

「外から来た人は自分達では気づけなかったことを教えてくれる」と、

震災以降に阿部さんと新しいことをやってやろうとやってくる様々な人達や団体を快く受け入れ、

試行錯誤しながら、狐崎の未来を考える阿部さん。

普段何気なく消費する水産品、その生産者の方達の魅力にも、気づきを与えられる機会となりました。

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 狐崎の浜の散策の後、堤防ごしに海に浮かぶ阿部さんの牡蠣イカダ(養殖場)を確認する。

 

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 最後に阿部さんからこれからの牡蠣漁師や浜の未来への展望を伺いました。

 

続いて向かったのは、牡鹿半島の中でも一番大きな鮎川浜。

鮎川では鮎川や牡鹿のまちづくりを様々なアプローチで行っている

「石巻市牡鹿地区復興応援隊」のスタッフ関原さんに鮎川の現状について伺いました。

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 牡鹿地区復興応援隊の関原さん。昔の鮎川浜の写真を見せながら浜の説明をしてくれました。

 

鮎川浜は牡鹿半島沖にある島へのフェリー乗り場があり、

震災前までは「おしかホエールランド」というテーマパークもあった石巻の一大観光スポット。

「震災前の鮎川地区は年間で約10万人の観光客を集める場所でしたが現在はその10分の1程度では」

と関原さん。

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 鮎川浜にある、仮設店舗商店街の「おしかのれん街」 飲食店や雑貨屋、お土産物屋等が並びます

 

震災から月日が経つに連れて、内在されていた住民の方々の色々な思いが

顕在化し多様な意見が発されているそうです。

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 これからの鮎川の可能性を、住民の方々と一緒になって模索し活動しているお話をしてくれました。

 

最後に訪れたのは、昨日のお話をしてくださった亀山さんが営む「Café はまぐり堂」がある蛤浜。

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 牡鹿半島でもとりわけ小さい浜の蛤浜。けれどものその魅力は、一言では言い切れません。

 

蛤浜は「caféはまぐり堂」をはじめとしたキャンプ場やツリーハウス、新しく準備中の宿泊施設等、

地元の人にとってはある意味当たり前で素通りしてしまうような浜の魅力を最大化して

伝えていこうという思いを強く感じる場所でした。

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 前日に亀山さんから聞いた話を思い出しながら、浜のあり方について考えました。

 

1日をかけて狐崎浜、鮎川浜、蛤浜と3つの浜をめぐり、それぞれの浜の特徴や、そこでの暮らしを比べました。

それらをどう受け止め、自分達がどのように浜の暮らしに関わっていけるのか、

どうすれば、「浜」が若者にとって身近な場所になるのか、次回のまとめでは高校生の考えを発表します。

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*「いしのまき学校高校生ゼミ」は石巻市内や近隣の高校生を対象にした教育プログラムです。

*現役高校生であれば原則参加自由ですが、参加希望者は下記まで連絡をお願いします。

(ISHINOMAKI2.0 TEL : 0225-25-4953   Mail:info@ishinomaki2.com 担当:斉藤)

 

 

 

 

【2015/01/07】

いしのまき学校第3回レポート

新年あけましておめでとうございます!

更新が遅くなってしまいましたが、11月に行ったいしのまき学校第3回~第5回、

テーマ「くらしをつなぐ」について連続レポートしていきたいと思います。

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11月のゲストは一般社団法人はまのねの代表であり、持続可能な浜のくらしを模索しながら、

「cafe はまぐり堂」等様々な魅力ある活動を浜を中心にして展開している亀山貴一さん。

今回は浜の暮らしについて考え深めていきながら、焦点を浜だけに留めず広げていき、

「自分自身の暮らし」についても考えていきます。

  ※第3回実施日:2014年11月14日(金)18:30~20:00

 

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元は水産高校で教鞭をとっていた亀山先生。語り口がとてもうまく、すぐに皆話に引き込まれました。

 

昔は“稼げる職業”漁師で潤っていた浜。しかし、今や衰退産業と叫ばれる一次産業である漁業では

生活が厳しくなり震災前から過疎化に悩まされています。

亀山さんは牡鹿半島の蛤浜で育ち、一度は浜を離れて高校の教師をしていましたが震災後に

人口が減った浜をみて、このままだと自分の生まれ育った浜がなくしてはいけないと

故郷の蛤浜へ戻ることを決意。

「そんなのうまくいくわけない」や「つかえる資金も人手もないだろう」と方々から言われながらも

活動を続ける姿に、

泥かきやがれき撤去のボランティアで浜に来ていた若い人たちを中心に

徐々に仲間が集まり、共感の輪は広がりを見せ、

震災からちょうど2年が経った2013年3月11日に「Caféはまぐり堂」をオープンさせるという形で、

目的への大きな歩みを進めました。

 

以降も「持続可能な浜をつくる」ことを目的に、蛤浜や牡鹿半島の地域資源を活かした

数々のプロジェクトを展開しています。

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 カフェだけはない、蛤浜の「暮らしをつなぐ」魅力的なプロジェクトエピソードを聞き込むメンバー。

 

牡鹿半島や石巻では今、  復興に向けてそして“くらしをつなぐ”ために、様々な取り組みが行われていますが、

「高校生がそこに入り、自分たちで意見をあげて、次の街をつくっていくことができいければ、

暮らしを次の世代へとつないでいけるのではないか」と亀山さんは言います。

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浜同士が連携し、それぞれの役割を分散させることで、各浜がより特徴的になると説明する亀山さん

 

また今までは無かった、新たな浜どうしのつながり・連携を模索する亀山さんの話を受けて、

いしのまき学校校長の松村からは、

「ケンカするより仲がいいほうが単純に幸せになれる。無駄な競争も減り、全体の利益が増えるはず。

人間が幸せになるには仲が良い方が良い。どうしたら、暮らしや風土をつなげるのかを浜を見ながら、

高校生メンバーも考えられれば」

と、次回に実際に浜を巡る際のヒントをだしました。

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校長の言葉から、次回浜へフィールドワークするときのポイントを、みんなで考えました。

 

いしのまき学校も次の世代につなげることを考える大人と、想いのある高校生が上手くつながって、

一人ではできないことも、仲間をつくってやっていくことで何かが達成するようなことが

出来る場にしていきたいと思います。

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参加メンバーから「浜についてこんなに話をきいたのも、考えたのも初めてかも」との言葉も。

 

第4回(11月15日)はフィールドワークとして実際に牡鹿半島の浜(狐崎浜、鮎川浜、蛤浜)へ足を運び、

多角的な視点で浜の生活を比べ、感じ、自分自身の生活のあり方も考えていきます。

 

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*「いしのまき学校高校生ゼミ」は石巻市内や近隣の高校生を対象にした教育プログラムです。

*現役高校生であれば原則参加自由ですが、参加希望者は下記まで連絡をお願いします。

(ISHINOMAKI2.0 TEL : 0225-25-4953   Mail:info@ishinomaki2.com 担当:斉藤)

 

 

【2014/11/27】

いしのまき学校第2回レポート!

前回に引き続き今野さんをゲストに迎えて行った、いしのまき学校第2回の報告です!

11月10日(月)に行った第2回は、前回工場を訪れた際に見て聞いた中で感じたこと、学んだことから

「若者に力を与えるモノづくり」という10月のテーマに沿って商品開発案を参加高校生一人ひとりが

考えを持ち寄って、プレゼンテーションをします。

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     高校生が作成したプレゼンテーション資料(一部)

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普段の学校や日常生活ではなかなかプレゼンテーションをする機会がない中で、今野さんや

いしのまき学校校長である石巻2.0代表松村などのオトナを前に、メンバーの顔には緊張もみえましたが

「こんな商品あったらいいな!」というそれぞれの発想や想いを形にして発表していきました。

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  考えられた商品は  「ノートパソコンケース」 「文房具」 「家具」 「雑貨」 などそれぞれ

 

高校生のプレゼンを真剣に聞いていた今野さんからは、

「既に売られている商品との差別化は?」という質問や、「人に見せたときにインパクトがあって、

相手からリアクションを引き出せるモノがあると良い」といったアドバイス等がされていました。

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  プレゼン後は参加者全員からフィードバックを受けアイデアを見直す

 

更に今野さんは、実際に自身が商品開発するときのプロセス等も実例を交えながら話してくれました。

(その内容は例えば、今野さんは商品開発をする際は通常まずはターゲット設定をした上で、

そこから「どんなデザインにするのか?」「どういう特性を持たせるのか?」といった具体性を持たせていく。

その具体性を持たせるアイデアは、普段の生活から日常的に探して集めてきたアイデアをもとにして

組み立てていく。といったものです。)

今野さんがお話ししてくれた数々の発想方法は、今野さんが今までの自身の経験から培ってきた

貴重な思考のプロセスであり、それらは商品開発のアイデア生み出すときに役立つだけに留まらず、

これからの将来様々な場面で活用できる思考方法として、参加メンバーは学びました。

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  今野さんのiPhoneカバーはこんなデザイン!

  見た人が“ギョッ”とするデザインで人を惹きつけ、会話のネタや自社商品のPRへつなげていく

 

アドバイスを受けたあとには、今野さんから、「これで起業できる!」といったコメントもいただき、

最初は緊張の色が見えたメンバーも、徐々に考えることの面白さや、モノづくりの面白さを実感できたようです。

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 プレゼンを一通り終え、みんなリラックス状態に。会話も弾む  

 

参加した高校生にとっては、前半と後半にあたる今回の2回を通して

今野さんの「モノづくり」への姿勢から多くのことを、自分達なりに学ぶ場となりました。

また、今野さんの生き様や語り口を「かっこいいと」と感じ憧れていく高校生達をみていると

そういう憧れを持たせ、自分が将来真似したくなるようなモデルになるオトナが身近にいることが、

若者たちにとってはなによりも大事なことなのだと感じられました

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 今野さんとチューター・お姉さん役として参加している加納さん。どちらも若者への思いは熱い

 

来月以降も、いろいろな人やモノに触れ学ぶ中で、

「どう考えるか?」「何を大切にするのか?」「どう人に伝えるか?」という

インプットとアウトプットのトレーニングをしながら、

いしのまき学校での学びがより「若者に力を与える」活動になるよう

高校生メンバーとオトナメンバーが一丸となって、充実した活動をつくっていきます。

 

 

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【次回のスケジュール】

11月28日(月) 第5回「くらしをつなぐ」後編

*11月は石巻市の牡鹿半島の“蛤浜”で活動する一般社団法人はまのねの亀山貴一さんをお迎えして、

「くらしをつなぐ」というテーマで学びます。

*「いしのまき学校高校生ゼミ」は石巻市内や近隣の高校生を対象にした教育プログラムです。

*現役高校生であれば原則参加自由ですが、参加希望者は下記まで連絡をお願いします。

(ISHINOMAKI2.0 TEL : 0225-25-4953   Mail:info@ishinomaki2.com 担当:斉藤)